高学歴・一流企業に所属していたからといって転職がうまくいく訳ではない理由とは

転職において重視されることといえば職歴やスキル、人間性などが挙げられますが、高学歴なことや一流企業に務めていたといったことも大事なアピールポイントになります。現に高学歴な人材や一流企業に務めていた人材はそれなりの努力をしてその肩書を手に入れたことになり優秀な人材が多いとされています。しかし転職においてそれらの実績は本当に有効なものなのでしょうか?そこで今回は高学歴・一流企業に所属していたからといって転職がうまくいく訳ではないということを話していきたいと思います。

高コストである

高学歴や一流企業に務めていた人材は企業では一般的に管理職などの重要なポストについていたことや今後付く予定だったことが多く、幹部になる人材の可能性が高いといえます。幹部は当然、一般職の人材より多く給与をもらいます。そのことから転職で採用するとなると前職の給与との差額をなるべく出さないようにするため、給与コストも挙げなくてはならないので、そうなると低コストの社員を採用したほうが良いという考えになり、不採用になる可能性もあります。

重要なのはあくまでスキル

企業側は転職採用となるとやはり実績がありスキルが高い人材を採用したほうが即戦力になってくれると考えます。新卒採用ならば高学歴な人材の方が優秀な人材に育つ可能性が高いという考えになりますが転職者はあくまでスキルが大事になります。そのことから高学歴や一流企業に所属していたからといって転職者に限ってはスキルが伴っていなくては採用される可能性が低くなります。

集団の中で仕事をする以上人間性が大事

学歴や一流企業で勤めていたという肩書を大事にする企業も多く存在しますが、現在人間性を重視し採用するか否かを決めている企業も多く存在します。企業で働くということは企業の一員になるということなのでその企業に合っているか否かが合否を左右します。そのことから肩書があってもその企業に合わない人材だと判断されたら採用されない可能性もあります。

まとめ

ここまで色々と話してきましたが高学歴・一流企業に所属していたからといって転職がうまくいく訳ではありません。高学歴・一流企業に所属していた人間を採用すると企業側は高額な給与を支払わないと行けない可能性が高いことや、あくまで転職者は職戦力扱いなのでスキルが伴っていないと採用される可能性が低くなってしまいます。また企業で働く以上、その企業に馴染めるか否かということが重要であり、高学歴・一流企業に所属に所属していたからといって転職が簡単にできるということはありません。